望みのときに
定価:本体1,800円+税
ISBN:978-4-624-93421-7
ISBN[10桁]:4-624-93421-0
発行日:1998年7月15日
判型:四六判並製
ページ:174
Cコード:C0397
モーリス・ブランショ 著
谷口博史 訳
シリーズ : 転換期を読む
〔転換期を読む〕〈わたし〉は訪ねたアパルトマンで、二人の女友だちと邂逅する……。再開し、無限にそこにある一個の煌めく思考の経験、そのパッサージュ。沈黙と叫び、眼差しと歩み、火と雪の輝き、忘却と記憶とが、〈昼〉と〈夜〉とあいだを往還するなか、人物=人称たちはその輪郭を失いながら、そこで起こった出来事が〈望みのとき〉であったことが開示される。盟友的存在であったジョルジュ・バタイユが「幸福な書物」と評した、ブランショの中期のフィクション作品(1951年発表)。
望みのときに
訳者あとがき
滞留
[付/モーリス・ブランショ 「私の死の瞬間」]
ジャック・デリダ モーリス・ブランショ 著 / 湯浅博雄 監訳
定価: 本体2,000円+税 ISBN: 978-4-624-93245-9 発行日: 2000年11月10日