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書籍詳細

アヴァンギャルドの時代

1910年―30年代

アヴァンギャルドの時代

定価:本体2,500円+税

ISBN:978-4-624-93237-4

ISBN[10桁]:4-624-93237-4

発行日:1997年3月10日

判型:四六

ページ:212

Cコード:C0398

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塚原史

ジャンル : 芸術・美学 >> 芸術学・芸術論

ジャンル : 哲学・思想 >> 言語哲学・批評理論

シリーズ : ポイエーシス叢書

〔ポイエーシス叢書〕未来派、ダダ、シュルレアリスムへと至るアヴァンギャルド運動を、破壊的言語と精神の解放という20世紀の尖鋭なる知的パラダイムとして再構成した文学思想史。

目次

ルーマニアからの手紙――序にかえて

消えた鞄の謎――ダダ出生の秘密
鞄の中身――ツァラと「黒人詩」の接点
未来派と速度――時速二百キロのスピード感覚
未来派のイメージ論――シュルレアリスムの先駆者
未来派の言語の冒険――その野心と限界
理性が狂気に出会うとき――ブルトンの登場
ブルトンと精神医学――バビンスキー博士のもとで
若きブルトンのフロイト体験――期待と失望

「シュルレアリスム」の出現
  1 アポリネールの影 2 二つのマニフェスト
ツァラのダダ以後
  1 パリ・ダダ最後の事件 2 DADAからAAへ
  3 近似的人間の軌跡
『ナジャ』の詩と真実
  1 レオナ・Dの悲劇 2 Xのドラマ
アヴァンギャルドの夢
  1 ブルトンの場合 2 ツァラの場合
アヴァンギャルドの変貌
あとがき