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ポイエーシス叢書 30
よりよき世界を求めて
定価:本体3,800円+税
ISBN:978-4-624-93230-5
ISBN[10桁]:4-624-93230-7
発行日:1995年12月15日
判型:四六判上製
ページ:396
Cコード:C0310
カール・ポパー 著
小河原誠 蔭山泰之 訳
シリーズ : ポイエーシス叢書
批判的合理主義の巨人の思想をコンパクトに示した16の講演・エッセイ集。知識について、歴史について、その他の主題をめぐるポパー思想の形成と発展を如実に示す思想的自伝。
まえがきとしての要約
第一部 知識について
第一章…知識と実在の形成──よりよき世界を求めて
第二章…知と無知について
第三章…いわゆる知の源泉について
第四章…科学と批判
第五章…社会科学の論理
第六章…大言壮語に抗して(もともと公開するつもりのなかった一通の手紙)
第二部 歴史について
第七章…書物と思想、ヨーロッパ最初の本
第八章…文化の衝突について
第九章…イマヌエル・カント 啓蒙の哲学者
第一〇章…知による自己解放
第一一章…自由主義の原則に照らしてみた世論
第一二章…歴史的理解についての客観的理論
第三部 最近のものから……これやあれ、さまざまなものから摘みとられた
第一三章…わたくしは哲学をどのように見ているか(フリッツ・ヴァイスマンと最初の月旅行者からとられた)
第一四章…寛容と知的責任(クセノファネスとヴォルテールからとられた)
第一五章…西側は何を信じているか(『開かれた社会』の著者からとられた)
第一六章…科学と芸術における創造的自己批判(ベートーベンのスケッチブックからとられた)
訳者あとがき
人名
開かれた社会―開かれた宇宙
哲学者のライフワークについての対話
カール・ポパー フランツ・クロイツァー 対談 / 小河原誠 訳
定価: 本体2,000円+税 ISBN: 978-4-624-93214-5 発行日: 1992年9月10日