本来性という隠語
ドイツ的なイデオロギーについて
テオドール・アドルノ 著
笠原賢介 訳
シリーズ : ポイエーシス叢書
〔ポイエーシス叢書〕ナチズムを潜った戦後ドイツになお息づく「全体的人間」という亡霊を言葉の超越性におもねた数々の隠語のうちに見出し、ハイデガー『存在と時間』の読解を中心に“基礎的存在論”と“根源的体験”の非合理なからくりを徹底的に暴きだしたアドルノ流哲学的エセーの真髄。《書物復権2004》
〔I〕
〔II〕
〔III〕
〔IV〕
覚え書き
訳者解説