アンチ・ソシュール
ポスト・ソシュール派文学理論批判
ISBN:978-4-624-93204-6
ISBN[10桁]:4-624-93204-8
発行日:1990年9月10日
判型:四六
ページ:488
Cコード:C0310
レイモンド・タリス 著
村山淳彦 訳
シリーズ : ポイエーシス叢書
〔ポイエーシス叢書〕バルト、ラカン、デリダをフランス・ポスト構造主義の急先鋒と見たて、そのアメリカ現代思想・文学理論シーンへの浸透を過激に批判する大著。
序論
第一部
第1章 文学、言語、現実──序説
1・1 基本思想
1・2 手口
第2章 文の交わりとしての文学
2・1 序説
2・2 文学の間テクスト性
2・3 意識の間テクスト性
2・4 非-対象指示性へ
第3章 幻想としての指示作用
3・1 現実を分節する作用
3・2 閉じたシステム
3・3 シニフィアンの無限の連鎖
3・4 追記──構造主義の失効
第4章 指示作用復興
4・1 問題
4・2 普通概念にかんする諸理論
4・3 語、意味合い、事物
4・4 価値、意味、そして指示作用
4・5 意味作用にかんする三項理論
4・6 「一つの映像がわれわれを捕らえて放さなかった」
4・7 指示作用をそなえたリアリズムと虚構
4・8 指示作用の神秘
第二部
第5章 鏡像段階──批判的省察
5・1 序説
5・2 解説
5・3 批判
5・4 補足的省察
第6章 歩行と差延──レゴ中心主義の復権ヘ
6・1 音声言語と文字言語
6・2 現前性の幻想
6・3 フッサール批判
6・4 現前性の幻想という幻想
6・5 悲劇的なメタ哲学者
第7章 陳述、事実、そして真理対応説
訳者あとがき
索引
ニュー・クリティシズム以後の批評理論(下)
フランク・レントリッキア 著 / 村山淳彦 福士久夫 訳
定価: 本体3,800円+税 ISBN: 978-4-624-93217-6 発行日: 1993年4月30日
ニュー・クリティシズム以後の批評理論(上)
フランク・レントリッキア 著 / 村山淳彦 福士久夫 訳
定価: 本体4,800円+税 ISBN: 978-4-624-93216-9 発行日: 1993年2月25日