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篠木佐夫のあかりの仕事
定価:本体2,800円+税
ISBN:978-4-624-70092-8
ISBN[10桁]:4-624-70092-9
発行日:2008年12月25日
判型:A5判並製
ページ:212
Cコード:C0074
JPL編集部 編
戦前よりあらゆるジャンルの舞台を手がけてきた稀代の照明プランナー、篠木佐夫の軌跡を辿る。篠木みずからが語ったその半生と技術論を未発表原稿もまじえ収録。ともに日本演劇の発展に情熱をそそいだ関係者の証言と、照明プラン・台本をはじめとする貴重な資料にもとづき、偉大な先駆者の全仕事を回顧する待望の書。カラー図版多数。[13桁ISBN978-4-624-70092-8]
はじめに
第1章 篠木佐夫とその時代
1 修行時代(浅草御国座入所から松竹退社まで)
はじめに 生い立ちの記 舞台照明入門 復興時代 歌舞伎座時代
歌舞伎座の照明機構 続・歌舞伎座時代 伊藤熹朔さんとの出会い
コリントゲーム 初めての照明プラン 改名のいきさつ
オーケストラボックスと譜面灯 築地小劇場 どくろ座・老松座・零座・美術座
東京劇場開場 若き日のあやまち 松居松翁氏に楯つく
「火事の佐(スケ)さん」 退職金を飲んでしまう
2 篠木照明研究所設立(劇場から独立したフリーの照明プランナーへ)
◎『照明研究』第一号(昭和十三年一月発行)より再録
「発刊に際して」 「光を慕う心」──佐々木孝丸 「裏の働き手」──三好十郎
「光りの美しさ」──滝沢修 「照明概論(其の一)」──篠木佐夫
◎『照明研究』第二号(昭和十三年五月発行)より再録
「照明の人々」──村山知義 「照明の芝居」──千田是也
「照明雑感」──伊藤熹朔 「照明概論(其の二)」──篠木佐夫
◎『素人演築地小劇場の分裂──「新築地」と「新協」
III 新協、新築地劇団の解散と移動劇団の時代
VI 敗戦前後
V 新劇三大劇団の時代へ
VI 俳優座劇場の建設
付 録 篠木佐夫照明プラン作品年表
エンターテインメント業界におけるリギング入門
クリス・ヒッグス 著 / 西尾聡 監修 / JPL(Journal of Professional Lighting)編集部 訳
定価: 本体3,800円+税 ISBN: 978-4-624-70088-1 発行日: 2006年6月15日