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書籍詳細

日本新劇理念史 続明治中期篇

明治の演劇改良運動とその理念

日本新劇理念史 続明治中期篇

定価:本体15,000円+税

ISBN:978-4-624-70084-3

ISBN[10桁]:4-624-70084-8

発行日:2001年3月30日

判型:A5

ページ:682

Cコード:C3074

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小櫃万津男

ジャンル : 演劇 >> 演劇史

明治新政府の主導のもとに演劇を庶民教化のために役立たせようとした第一期の功利的演劇理念、 西欧演劇の皮相的摂取が高唱された第二期の皮相的演劇理念につづき、 脚本の文学性を重視した第三期=明治中期(明治22~30年)の文学的演劇理念を、 厳密な文献考証にもとづいて追究した前著の続篇。 理念史という視角からの日本新劇史の大作。

目次


序 説
時期区分とその特質
 
文学的演劇理念(続) 第三期 明治二十二年~三十年
  第二章 演劇理念の諸相(続)
   第十二節 劇評論
    (一) 劇評論の初め
    (二) 脚本評・技芸評独立論
    (三) 逍遙の台帳基本論
    (四) 正太夫・竹二の劇評家論争
    (五) 国民的劇評論
    (六) 樗牛の無意識啓発論
    (七) 結 語
   第十三節 喜劇論
   第十四節 史劇論
    (一) 史劇論とその意義
    (二) 史劇論の反響
      1 『国民之友』の反響
      2 「志賀松節一代記」
      3 学海の「演劇改革談」
      4 演劇改良同盟軍論争
      5 桜痴の「演劇秘密談」
      6 「演劇秘密談」批判 
      7 鴎外の情劇論
      8 逍遙の情劇論批判
      9 鴎外・樗牛の情劇論争
      10 紫水の夢幻劇論
      11 結 語
   第十五節 脚本会と脚本改良会
    (一) 脚本会
    (二) 脚本改良会
    (三) 結 語
   第十六節 史劇論の変遷
    (一) 樗牛の運命悲劇論
    (二      7 ギリシャ
      8 結 語
    (四) 結 語
   第二十四節 演劇政策
    (一) 劇場取締規則の改訂
    (二) 警視庁の脚本検閲
    (三) 興行権の問題点
    (四)結 語
  第三章 結 語

  註
  あとがき
  索引(巻末)

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