[新版]日本の民話 61 鳥取の民話
稲田和子 編
シリーズ : [新版]日本の民話
〔第21回配本〕
神話の国鳥取の因幡・伯耆地方に埋もれた数多くの民話のなかから、十年の歳月をかけて採集された六三篇の話。練られ、完成せられたそれぞれの話に伝承社会の息吹が伝えられる。
まえがき
因幡地方
因幡の白ウサギ
金の茶釜
鳥呑みじいさん
ウサギとサルとカワウソ
竜宮から来た子
鬼藤左衛門
カニの仇討ち
狐の飛脚
食わず女房
さとりとすいとん
目の願
湖山長者
尻尾の釣
佐治谷話
1 海知らず
2 カニのふんどし
3 かや知らず
4 かか見とき所
5 ものを言う銭
6 ふんどしに重石
7 サザエ買い
8 おはぎは恐てえ
9 芋ころがし
10 桝はかりの上手
11 一つ覚え
12 馬の尻にお札
13 キジとカラス
舌切り雀
その尾に食いつきズボン、ガワガワ
伯耆地方
うぐいすの浄土
天人女房
伯耆の蛙と美作の蛙
ねずみの子祭
生まれ子の運
狐とハマグリ
狼の眼鏡
竹 娘
小僧さんの化け物退治
出雲の大竹
蛇のむこ
馬子と山んば
狐女房
犬の恩返し
ぼろを着て奉公せ
転法輪寺の猫檀家
髪そり狐
赤松の池の蛇
糸ぶと
西小鹿の左十
小豆とぎとぎ
狼の恩返し
エビ・タコ・フグとカラス
天福と地福
七夕女房
狐の化けの皮
和尚さんと小僧さん
1 寒の風
2 ガタ・グツ・チャラ
笠地蔵
ばくち打ちの地蔵さん
狐の恩返し
寝太郎八兵衛
蛙の女房
絵に描いた猫の化け物退治
とりつかあか、ひっつかあか
山くらべ
尻を焼かれた狐
竹一本と塩一升
兎とひき蛙
浦島さん
猟師と猿
ぼたもちの歌
大年の火
鳥の始まり
1 ホトトギス
2 スズメとテラッコ
法印さんと狐
じいとかにどん
カモ取り作兵衛
大山から梨
わらべ歌