[新版]日本の民話 31 伊勢・志摩の民話
倉田正邦 編
シリーズ : [新版]日本の民話
〔第11回配本〕
カタカナのメの字のように南北に細長く延びた三重県――伊勢の神国、志摩のにえの国、伊賀のまほろば、熊野のうまし国の民衆につたわる民話六六篇とわらべうたとを収録する。
はしがき
伊勢の神国
生けどられた雷公
幽霊飴
天狗のねごと
取っつく、引っつく
鶴の恩がえし
馬鹿むすこ
白い布
爺婆かぼちゃ
娘の知恵で猿退治
三つの石
源治の狸石
大入道とニボシ
明神さんの目玉
猿の銭
鷲にかまれた猿
高うゴザンショ
鹿の湯
型紙のはなし
長太のわたり
鈴鹿峠の鬼人
椀貸し
亀やま
嘉蔵さんとおよしさん
猫の審判
山椒魚と赤えい
大力の男
狐を馬に乗せた話
嫁落し
大滝の大蛇
三匹の小猿
送り狼
はる松の話
はぜ鯉の話
横塚の庄蔵
かっこう鳥
蛇の天上のぼり
つつ鳥の話
七色の灯光
残した蛇の鱗
黄金の鶏
こない若衆
伊勢と大和の国境
にべしの花
蘇民将来と巨旦将来
伊勢のわらべうた
志摩の贄国(にえのくに)
七本鮫の磯部参り
のし鮑の由来
白鬚のじいさん
竜宮へ行った海女
もどり五斎
じゃん じゃん
だんだらぼっち
弘法井戸
こぼし石
おたつ女郎
拾いあげた薬師さん
志摩のわらべうた
伊賀のまほろば
モッコ山
竹やぶの主人
七品の薬草
道観長者
日竜という神さま
伊賀のわらべうた
熊野のうまし国
かんからこぼし
やまんば
四匹の鬼
弥九郎の犬
黄金の火
仲裁にはいった島
熊野のわらべうた