宮本常一著作集第20巻 海の民
定価:本体2,800円+税
ISBN:978-4-624-92420-1
ISBN[10桁]:4-624-92420-7
発行日:1975年12月22日
判型:B6判上製函入
ページ:322
Cコード:C0339
宮本常一 著
シリーズ : 宮本常一著作集
一 海人ものがたり
1 魏志倭人伝
2 南方の漁民
3 海部という地名
4 古代の海人
5 内海の海人の生活
6 船住い
7 鐘ガ崎の海人
8 対馬の海人
9 舳倉の海人
10 壱岐の海人
11 志摩の海人
12 海人の出稼ぎ
13 海女の仕度
14 分銅と潜水着の出現
15 海人の生活の変化
二 釣漁の技術的展開
1 釣鈎
2 釣糸
3 釣具の部品
4 餌
三 九州の漁業
1 古代・中世における九州漁民の特色
2 近世における西海漁業の発展
3 捕鯨業の展開
4 漁業資本家の抬頭
5 網漁
6 地元民による漁業の発展
四 対馬の漁業制度
1 漁業権と本戸
2 寄留の伝統
3 漁業の共同■と入合■
五 対馬の漁業展開
1 漁民としての農民
2 専業漁民
3 入漁の制度と分家漁民
六 対馬における佐野網の変遷
七 豆酘の漁業
1 漁場
2 漁村としての豆酘
3 漁業の発達
八 鰐浦の沿革
九 瀬戸内海の漁業
1 今までの研究のあらまし
2 瀬戸内海漁業の発展
3 漁民の生活
4 漁獲物の商品化と網の変化
一〇 安下浦夜話
一一 海賊の島々を行く
1 村上一族
2 南北朝時代
3 海賊の諸将
4 海賊征伐
一二 村上水軍の夢の跡
一三 帆船ジプシー
1 青い海に白い帆
2 サツマイモの力
3 段々畑にミカン
一四 能登黒島──その社会構造
あとがき