転んだあとの杖
老いと障害と
島田とみ子 著
老年世代にとっては、転ぶことは生命にかかわる危険をもたらす。ちょっとした不注意から歩行困難の障害を負った著者が、多くの人に助けられつつ心の安定を得るまでを綴る。
プロローグ
1 入院 そして検査
2 はじめてのリハビリ
3 三カ所のペインクリニック
その1 個人診療所で
その2 伊豆病院で=リハビリも兼ねて
〈間奏曲 引越し
その3 関東病院で
4 療 友
5 障害の拒否から受容へ
6 お医者さん
〈国立病院・国立施設への失望
7 生活の障害
買 物
料 理
掃除・洗濯
散 歩
動作の障害
8 夫の内助と外助
9 老化と回復力
10 障害は個性