袋物のはなし
定価:本体1,600円+税
ISBN:978-4-624-50095-5
ISBN[10桁]:4-624-50095-4
発行日:1992年3月15日
判型:四六
ページ:224
Cコード:C0036
森南海子 著
裁ち布の残り布から生まれた袋物たち。おしゃれな袋物、仕事や暮しの智恵に息づく袋物など80種類の一つ一つに心を添わせ、いとおしみをこめて語る折々の思い、とっておきの話
1 消えゆく袋たち
暮らしから消えゆく袋たち
里の便り
大米袋
やさしい手さげ
頭陀袋
男の手さげ
コーランを容れる袋
匂い袋
2 袋の中の私
手さげ袋
バッグに棲む宝物たち
からだの一部のようなバッグ
女の荷物男の荷物
病院の小袋たち
ブックカバー
弘法市で
3 袋に託すもの
目の不自由な人の手さげ
宝袋
宮脇綾子先生の手づくり手さげ
安心袋
風呂敷
四角い布
お年玉袋
娘につくった手さげ
4 海の向こうの袋
ジェラバ
マラケッシのバッグ
ふんわり数珠袋
マドラスからニューデリーへ
大荷物を運んだあとに
パリの“のみの市”
テーラード・スーツの老婦人たち
リュックサック
嘆きの壁への旅
あとがき