民俗宗教論の課題
定価:本体2,500円+税
ISBN:978-4-624-22001-3
ISBN[10桁]:4-624-22001-3
発行日:2000年5月25日
元版年:1977
判型:四六
ページ:286
Cコード:C0339
宮田登 著
ジャンル : 民俗・民芸 >> 民俗学・民俗文化研究
シリーズ : ニュー・フォークロア双書
カミとヒト、世界観、性、差別などに関する16論文。関連諸分野の成果をとり入れつつ、民俗学のテリトリーを積極的に押し広げた記念碑的著作。
Ⅰ 民俗から見たカミとヒト
一 民衆のなかのテンノウ信仰
二 いわゆる権威としての天皇信仰
三 天皇信仰の性格
四 カミとしての東照大権現
五 人を神に祀る民俗
六 流行神の性格
II 民俗から見た世界観
一 民間信仰としての地獄・極楽
二 補陀落渡海の人々
三 沖縄のミロク教
四 「鄭鑑録」の預言
III 民俗から見た性
一 性信仰研究の諸問題
二 性器崇拝の性格
三 人間と性
IV 民俗から見た被差別
一 白山信仰と被差別
二 非・常民の信仰
三 力と信仰と被差別
あとがき