HOME >> 朝鮮からみた古代日本
朝鮮からみた古代日本
古代朝・日関係史
ISBN:978-4-624-11111-3
ISBN[10桁]:4-624-11111-7
発行日:1989年1月30日
判型:A5
ページ:230
Cコード:C0021
全浩天 著
日本の古代文化の源流をどこに求めるべきか。朝鮮からの視点で、謎に満ちた朝鮮と古代日本との関係を実地踏査によって探り、豊富な写真・図版で実証的に示す。
まえがき
I 海の道──朝鮮東海・日本海から
越前・若狭(福井県)
能登・加賀(石川県)
渤海の故地・南京南海府と吐号浦(朝鮮東海岸)
越中(富山県)
因幡・伯耆(鳥取県)
近江(和歌山県)
II 海の道──朝鮮南海から瀬戸内海へ
吉備(岡山県)
伊予(愛媛県)
讃岐(香川県)
紀伊(和歌山県)
河内飛鳥(大阪府南部)
III 出雲論──朝鮮からみた古代出雲
1 古代出雲と朝鮮──環日本海(東海)松江国際プレシンポジウムでの報告
2 古代における出雲と朝鮮の文化交流──環日本海(東海)松江国際シンポジウム
3 出雲荒神谷の銅剣と朝鮮──馬渕久夫氏の新説によせて
4 四隅突出型墳墓の起源を求めて──新しく発掘された高句麗の四隅突出型積石塚
IV 渤海の実像
1 渤海と日本との国家関係
2 渤海の五京はどこか
3 南京南海府と吐号浦を求めて
4 渤海の建国とその継承性
5 渤海の住民構成と高句麗的性格
6 渤海文化の独自性と高句麗文化