テレビを〈読む〉
定価:本体2,500円+税
ISBN:978-4-624-01105-5
ISBN[10桁]:4-624-01105-8
発行日:2000年11月30日
元版年:1991
判型:四六
ページ:290
Cコード:C0036
ジョン・フィスク ジョン・ハートレー 著
池村六郎 訳
ジャンル : 社会 >> 文化論・カルチュラルスタディーズ
TV黄金時代の名番組『スタスキーとハッチ』『スウィーニー』『刑事コジャック』『鬼警部アイアンサイド』などを題材に、番組内容とオーディエンスの双方にわたって、テレビの持つ機能と政治性を記号論的アプローチで分析。なにげない場面にも暗示されている階級・人種・ジェンダーを読み解いた、初期カルチュラルスタディーズの秀作。
編集主幹の序文
感謝のことば
第一章 テレビを〈読む〉
第二章 内容分析
画面にあるもの/黒人と女性/ドラマと社会的価値観/暴力とわれわれの文化
第三章 テレビの記号
記号 記号表現 記号内容/イコン的、動機的記号/恣意的、非動機的記号/意
味作用の三段階/メタファーとメトニミー/パラダイムとシンタグム/あるテ
レビ・シンタグムの分析
第四章 テレビのコード
論理的コード/審美的コード/コード化と慣習/意味づけの最小単位/コード
と知覚
第五章 テレビの機能
機能主義的伝統/利用と満足/皮下注射効果/マス[大量]消費、それともマ
ス・コミュニケーション?/誰が伝達者か?
第六章 語り部 (バード bard) としてのテレビ
儀礼的濃縮/ニュース
第七章 オーディエンス
オーディエンスの対応/ライフ・スタイルと階級条件
第八章 テレビの様式
話し言葉の論理/テレビ・ディスクールにあらわれる話し言葉の伝統と書き言
葉