野沢啓著『[新版]方法としての戦後詩』が刊行されました。

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1985年に花神社より刊行された戦後詩論の37年ぶりの復刊。戦後40年が経過しこれまでの戦後詩の運動がそろそろ総括の時期に入った時点で書かれた本格的な詩史論。吉本隆明の『戦後詩史論』の否定的な総括を転倒させ、戦後詩以後のあらたな詩の可能性をも思想的表現論的に探究した著者の最初の長篇評論。最近の『言語隠喩論』にもつながり、現代詩の原点への確認と再考をうながす戦後詩の綿密なフィールドワーク。大岡信氏推薦の力作評論。石垣島の詩人・批評家の八重洋一郎氏の懇切丁寧な解説を付す。

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このページは、未来社が2022年8月 9日 17:32に書いたブログ記事です。

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