ようやく秀丸エディタの動作環境設定についてに一連の記述を終えたところでひと休みしてしまった。このあたりのことは部分的には既刊の拙著『編集者/執筆者のための秀丸エディタ超活用術』(二〇〇五年、翔泳社刊)と重なるところがあるので、できればそちらも参照してほしいが、ここまではより詳しい記述をしてきたつもりである。
何度も書くが、ここでやろうとしていることは秀丸に特化したテキスト編集技法だけではないし、広くさまざまな編集にかかわるTIPSについて話をしようと思っているので、すこし話を急ぐことにしよう。
さて、秀丸にはファイルを開くさいにさまざまなファイルタイプを設定する機能がある。データの種類によってはさまざまなファイルタイプを使い分けると便利なこともあるし、自分の好みのファイルタイプを設定して通常はそれを使えるようにしておくと使い勝手がよくなるということもある。いずれにしてもデフォルトのままで秀丸を使うのははっきり言って損である。
それではどうするか。まず「その他」メニューから「ファイルタイプ別の設定」を選択すると開かれるダイアログを見てみよう。なにも設定していないときは「.TXTの設定」のプルダウンメニューには「共通」というファイルタイプが選択されているはずである。
ここで大事なことは「共通」というファイルタイプは秀丸エディタを使いこなすためのさまざまな基本設定をここですませておくということであり、この「共通」ファイルタイプをベースにしてさまざまなヴァリエーションを作ってそれらを使い分けるということにつきる。「共通」ファイルタイプがしっかりできていれば、他のファイルタイプは必要に応じて部分変更するといっても、それほど大きな変更はないはずである。また、ここでの設定の多くはすでに設定ずみの「動作環境」設定と重なる点も多いので、ここまでの記述を忠実に追ってきてくれた読者ならそんなに多くの問題があるわけではない。
何度も書くが、ここでやろうとしていることは秀丸に特化したテキスト編集技法だけではないし、広くさまざまな編集にかかわるTIPSについて話をしようと思っているので、すこし話を急ぐことにしよう。
さて、秀丸にはファイルを開くさいにさまざまなファイルタイプを設定する機能がある。データの種類によってはさまざまなファイルタイプを使い分けると便利なこともあるし、自分の好みのファイルタイプを設定して通常はそれを使えるようにしておくと使い勝手がよくなるということもある。いずれにしてもデフォルトのままで秀丸を使うのははっきり言って損である。
それではどうするか。まず「その他」メニューから「ファイルタイプ別の設定」を選択すると開かれるダイアログを見てみよう。なにも設定していないときは「.TXTの設定」のプルダウンメニューには「共通」というファイルタイプが選択されているはずである。
ここで大事なことは「共通」というファイルタイプは秀丸エディタを使いこなすためのさまざまな基本設定をここですませておくということであり、この「共通」ファイルタイプをベースにしてさまざまなヴァリエーションを作ってそれらを使い分けるということにつきる。「共通」ファイルタイプがしっかりできていれば、他のファイルタイプは必要に応じて部分変更するといっても、それほど大きな変更はないはずである。また、ここでの設定の多くはすでに設定ずみの「動作環境」設定と重なる点も多いので、ここまでの記述を忠実に追ってきてくれた読者ならそんなに多くの問題があるわけではない。