前項で述べたように、秀丸のウィンドウ設計で使い勝手を上げるためには「ツールバー」をいかに割り付けるかということが大きな問題である。まず「その他」メニューから「動作環境」を選択し、開かれる設定画面で「設定の対象」の「ウィンドウ」を選択~「ツールバー」にチェックを入れ、「詳細」ボタンをクリックする。すると、左側に「ツールバー」があり、デフォルト(*)では
新規作成(Ctrl+N)
開く...(Ctrl+O)
上書き保存(Ctrl+S)
(空白)
やり直し(Ctrl+Z)
コピー(Ctrl+C)
切り抜き(Ctrl+X)
貼り付け(Ctrl+V)
(空白)
検索(Ctrl+F)
下候補(F3)
上候補(Shift+F3→F4)
(空白)
現在行をマーク/マーク解除
ウィンドウ分割上下
秀丸エディタヘルプ
となっている。一方、右側の「コマンド」欄は各種コマンドが種類別に分けられてプルダウンメニュー化されている。これらは「ファイル系」「カーソル移動系」「クリップボード系」「削除系」「挿入系」「その他編集」「検索系」「ウィンドウ系」「メニュー/マクロ系」「その他」となっている。
ここでなすべきことは、左側の「ツールバー」で不要なコマンドは選択して削除し、右側のコマンドのなかから必要なコマンドを選択して追加することである。「ツールバー」のなかではコマンドを選択して「一つ上に」「一つ下に」ボタンをクリックすることで上下の並べ替えは自由にできる。
このツールバー設定の基本的な考え方は、二通りある。
ひとつは使用頻度の高いコマンドをここに集中させ、たえずツールバーを使用することである。
もうひとつの考え方は、あとでくわしく触れることになるが、「キー割り当て」のカスタマイズを徹底的におこない、既存のショートカットと併用しながら、キーボード操作に徹することで、マウスを使う頻度を減らし作業の効率化、高速化をはかる一方、ツールバーにはこうしたキー割り当てのしにくいもの、できないもので重要なものを割り付けるという方法である。
わたしの場合は原則的にこの考え方にもとづきながら、前者の考え方も一部取り入れるという折衷型である。なぜなら使用頻度があまり多くないものはわざわざツールバーに割り付ける必要がないからであり、そもそもツールバーがあまり大きくなると逆に使いにくくなる面もあるからである。
またこうした使い方はひとによって使用するコマンドの種類が使うので、最終的には自分で決定していくしかない。あくまでも参考までに、以下にわたしが現在割り付けているツールバーについて説明しておこう。なお、コマンド欄の下にある「すべてのコマンドを表示」にチェックを入れると、それぞれのコマンド系ごとにすべてのコマンドが表示される。アイコンで表示できないものも表示されるので、いちおう調べておいたほうがいいだろう。
さて、わたしの場合はデフォルトのコマンドは「新規作成」「現在行をマーク/マーク解除」を除いてすべて削除している。これらは原則的に簡単なショートカットやマウスの右クリックで実現できるか、必要の頻度が低いのでプルダウンメニューから利用できるからである。それでもひとによっては必要と思うなら残してよいのは言うまでもない。
(*)以下のコマンドリストにはショートカットはもちろん明示されていないが、これらの多くはWindowsアプリケーションのほとんどに該当するもっとも基本的なショートカットであり、これは覚えて使い込んでいくべきものである。なお、このうちわたしはより使い勝手をよくするために「キー割り当て」で「上候補」には「F4」を割り付けている。
新規作成(Ctrl+N)
開く...(Ctrl+O)
上書き保存(Ctrl+S)
(空白)
やり直し(Ctrl+Z)
コピー(Ctrl+C)
切り抜き(Ctrl+X)
貼り付け(Ctrl+V)
(空白)
検索(Ctrl+F)
下候補(F3)
上候補(Shift+F3→F4)
(空白)
現在行をマーク/マーク解除
ウィンドウ分割上下
秀丸エディタヘルプ
となっている。一方、右側の「コマンド」欄は各種コマンドが種類別に分けられてプルダウンメニュー化されている。これらは「ファイル系」「カーソル移動系」「クリップボード系」「削除系」「挿入系」「その他編集」「検索系」「ウィンドウ系」「メニュー/マクロ系」「その他」となっている。
ここでなすべきことは、左側の「ツールバー」で不要なコマンドは選択して削除し、右側のコマンドのなかから必要なコマンドを選択して追加することである。「ツールバー」のなかではコマンドを選択して「一つ上に」「一つ下に」ボタンをクリックすることで上下の並べ替えは自由にできる。
このツールバー設定の基本的な考え方は、二通りある。
ひとつは使用頻度の高いコマンドをここに集中させ、たえずツールバーを使用することである。
もうひとつの考え方は、あとでくわしく触れることになるが、「キー割り当て」のカスタマイズを徹底的におこない、既存のショートカットと併用しながら、キーボード操作に徹することで、マウスを使う頻度を減らし作業の効率化、高速化をはかる一方、ツールバーにはこうしたキー割り当てのしにくいもの、できないもので重要なものを割り付けるという方法である。
わたしの場合は原則的にこの考え方にもとづきながら、前者の考え方も一部取り入れるという折衷型である。なぜなら使用頻度があまり多くないものはわざわざツールバーに割り付ける必要がないからであり、そもそもツールバーがあまり大きくなると逆に使いにくくなる面もあるからである。
またこうした使い方はひとによって使用するコマンドの種類が使うので、最終的には自分で決定していくしかない。あくまでも参考までに、以下にわたしが現在割り付けているツールバーについて説明しておこう。なお、コマンド欄の下にある「すべてのコマンドを表示」にチェックを入れると、それぞれのコマンド系ごとにすべてのコマンドが表示される。アイコンで表示できないものも表示されるので、いちおう調べておいたほうがいいだろう。
さて、わたしの場合はデフォルトのコマンドは「新規作成」「現在行をマーク/マーク解除」を除いてすべて削除している。これらは原則的に簡単なショートカットやマウスの右クリックで実現できるか、必要の頻度が低いのでプルダウンメニューから利用できるからである。それでもひとによっては必要と思うなら残してよいのは言うまでもない。
(*)以下のコマンドリストにはショートカットはもちろん明示されていないが、これらの多くはWindowsアプリケーションのほとんどに該当するもっとも基本的なショートカットであり、これは覚えて使い込んでいくべきものである。なお、このうちわたしはより使い勝手をよくするために「キー割り当て」で「上候補」には「F4」を割り付けている。
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